NEWS ニュース

  1. キュリアスと安心感で、子供の楽しいを引き出そう! 所長おすすめの「動くおもちゃ」スロープトイと「動かすおもちゃ」レールウェイ

キュリアスと安心感で、子供の楽しいを引き出そう! 所長おすすめの「動くおもちゃ」スロープトイと「動かすおもちゃ」レールウェイ

ハペブログ

所長宮野さんの連載 第9回は、”動くおもちゃと、動かすおもちゃ” についてです!

今回は、子どもが楽しいと感じるキュリアスと安心感を、スロープトイやレールウェイを参考にお話頂きました。

宮野 亮(みやの あきら)

一般社団法人 子どもと育ち総合研究所 代表理事 所長

 

※第1~8回の記事はこちら!
1.所長に聞く、「積み木の遊び方」の深い世界。 -子供の自信を育てる単純動作や、1歳と4歳で異なるメソッドとは?-

2.所長に聞く、”赤ちゃんへの、初めてのクリスマスプレゼントの選び方” ~大人も一緒に楽しめる、0歳・1歳の子供におすすめのおもちゃとは?~

3.ドイツ木製おもちゃ(知育玩具)にみるヨーロッパの教育思想。~木製玩具メーカーがたくさん生まれたドイツで、所長が感じた「子供のおもちゃ遊び」の日本との差異~

4.知育玩具(おもちゃ)とは、”単なる頭が良くなるおもちゃ”ではない? / 所長に聞く、おもちゃ遊びで育む子供の8つの力と、遊びを大切にするドイツ木製玩具。

5.買ったおもちゃで遊ばない、1人遊びをしてくれない・・ / 【所長オススメの工夫】 大人と子供の”ニアネス”とは?

6.子供が注意力を発揮する! おもちゃ遊びの工夫。所長おすすめの”ある道具”とは?

7.音を楽しむ「リズム遊び」が数の理解に! 所長おすすめの楽器遊びで、子どもと大人は大合奏♫

8.年齢で異なる「おままごと遊び」。所長おすすめの1歳・2歳・年長さんの遊び方。

 

 

動くおもちゃ」を子どもは大好きです。

 

例えば、スロープをボールや車が転がっていくおもちゃ

 

 

 

 

車がスロープを転がっていく様子を子どもは熱中して見つめます。

そして何度も繰り返します。

 

車を高いところに置くと、次に車は自分で動き始め、そして下まで行くと止まる。

あたりまえのことですが、子どもはこれを「不思議な、奇妙な、意外な出来事」と感じています。

 

 

子どもが楽しいと感じる「キュリアス」と「安定」

 

この時の子どもの表情を見てみると、このことがよくわかります。好奇心に満ちあふれた、真剣なまなざしで動く車を見つめています。

それは「研究者の表情」と同じです。

 

このような思いを引き出す要素をキュリアス(curious)といい、子どもが楽しいと感じることの一つと言えます。

 

この「動くおもちゃ」には、もうひとつ楽しいと感じる要素があります。

それは「安定(いつも同じ)」です。

 

車を置けばいつも動いてくれて、そして最後には決まったところで止まる。

いつも同じ」なのです。

 

「いつも同じ」は「安心感」を与えてくれます。心地いいのです。ホッとするのです。

 

だから、年長さんくらいになっても、このおもちゃで遊びます

ご家庭では下の子どもさんのためにおいてあるこのようなおもちゃを上のお兄ちゃんお姉ちゃんが遊ぶことがあるでしょう。

 

そんなに長い時間は遊びません。2、3回遊んだらそれで終わりでしょう。でもその「2、3回」が子どもに安心感を与えてくれています。

 

 

動くおもちゃと、動かして遊ぶおもちゃ

 

もうひとつ「動くおもちゃ」があります。

 

トレインセットやミニカーなどの「動かして遊ぶ」おもちゃです。

 

 

これらは自分では動いてくれません。「動かすことによって動く」おもちゃです。

 

1歳半ばころまでは「動かす」という動作を楽しんでいますが、

1歳後半くらいになると「道路を作ってそこを走らせる」とか「トンネルを汽車がくぐる」とかを楽しんでくれます。

 

「どんなところを」動かすかを創作していくのです。

 

その時に、積木や動物の人形などはとても使い勝手があります。

積木はトンネルを作るのに便利です。

 

箱型のおもちゃは車庫になります。

線路の周りに積木で家や道路を作ったり、動物の人形で動物園を作ったり。

 

 

子どもさんがレールセットで遊んでいれば、積木や動物などいっしょに使えそうなものをそっと置いてみてはいかがでしょうか?

 

キュリアスを刺激してくれて、

何か新しい遊び方を思いつくかも!

 

 

宮野 亮(みやの あきら)

一般社団法人 子どもと育ち総合研究所 代表理事 所長

”1960年福岡県生まれ。北九州市立大学文学部(中退)の後、大阪府立大学総合科学部人間関係コース(心理学・社会学専攻)卒業。高校時代より野外活動リーダーをつとめ、辻井正の主宰する「おもちゃライブラリー」において障がい児療育活動とおもちゃによる保育活動をはじめる。2004年オランダCitoにてピラミッドメソッド国際普及会議に参加。2011年、子どもと育ち総合研究所所長に就任。神戸こども総合専門学院非常勤講師。”

【子どもと育ち総合研究所の情報】
web: http://www.play-dev.jp
facebook : https://www.facebook.com/kodomotosodachi