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  1. 就学前に「数字の文字読み」と、「10までの足し算」の体験知をつもう! / 所長おすすめの積み木の数遊び

就学前に「数字の文字読み」と、「10までの足し算」の体験知をつもう! / 所長おすすめの積み木の数遊び

ハペブログ

前回は、遊びの中で「1つにひとつずつ(一対一の対応)」と「量の理解を助ける高さ・大きさ」についてお伝えしました。最後の第3部では、小学校一年生になる前に、数字を文字として覚える数遊びについてお話します。

 

第2部

子どもの「数の大小」「量の理解」を育てる数遊び! 所長おすすめの「1つにひとつずつ」遊び

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宮野 亮(みやの あきら)

一般社団法人 子どもと育ち総合研究所 代表理事 所長

 

 

”数字を文字として覚える” 遊び

 

文字としての数字(1、2、3、4・・・のことです)を覚えると、数の楽しみ方がぐっと広がります。

 

数字が書かれたおもちゃの遊びは文字として覚えることを手助けしてくれます。

 

E1404 数字のペグパズル

 

E1550 数字のパズル

 

 

・「イチ」「ニ」「サン」と言いながら数字をボードにはめていく遊び

・積木を2個、3個、4個重ねた山を作り、それぞれに数字を置いていく遊び

などが楽しめます。

 

 

「10のかたまり」をつかった遊び 

5才くらいになり数えることがしっかりとできるようになってきたら、「10のかたまり」を使った遊びが楽しいです。

 

積木10個、お皿を2つ、数字を書いたカード(数字のパズルでも良いです)を用意します。

 

1. まず積木が何個あるか数え、10個あることを確認します。

※写真では4枚だけ用意しています。

 

2. 「2つのお皿に分けよう!」と誘い、分けてもらいます。それぞれのお皿に何個あるかを数え、数字のカード(数字の書かれたブロックなど)をそれぞれに置きます。 

→例えば3個と7個に分けたら「3と7だね!」と子どもの注意が数字に向くよう声掛けします。

 

 

3. これを繰り返します。

 

毎回最初に全部を数えて10個あることを確認することが大切です。

 

子どもが飽きないように、お皿に分けるだけでなく、箱に入れるとか、自分とお母さんに分けるとか、変化をつけてみてください。

 

この遊びは「10が2と8に分かれる」「10が5と5に分かれる」「10は2と8にも分かれるし、5と5にも分かれる」「2のときはいつも8だ」などを体験する遊びです。

 

この遊びは「1回遊べば子どもはこのようなことを理解できる」というものではありません。

長い日数をつかって体験知が子どもの中に蓄積されていきます。

 

だから、積木だけでなく、人形を使ったりコップを使ったりそろばんを使ったりして、思いついたときにいろいろな方法で「10のかたまり」を遊んでみてください。

E8044 カラフルそろばん

 

 

この体験知の蓄積から、数を操作するときに大切な2と8を一緒にしたら10になる」「5のときは10にするために5」ということ(位取り)への気づきが生まれ、小学1年生で習う足し算へとつながります。

 

 

 

宮野 亮(みやの あきら)

一般社団法人 子どもと育ち総合研究所 代表理事 所長

”1960年福岡県生まれ。北九州市立大学文学部(中退)の後、大阪府立大学総合科学部人間関係コース(心理学・社会学専攻)卒業。高校時代より野外活動リーダーをつとめ、辻井正の主宰する「おもちゃライブラリー」において障がい児療育活動とおもちゃによる保育活動をはじめる。2004年オランダCitoにてピラミッドメソッド国際普及会議に参加。2011年、子どもと育ち総合研究所所長に就任。神戸こども総合専門学院非常勤講師。”

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